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賃貸併用住宅では自治会費を払う方が無難です

不動産経営を行っていると、一応自分の持ち家のひとつになるだけに、それまで関わることがなかった問題なども色々でてきます。

固定資産税などの税金もそうですし、なにより自分もそれまで東京の賃貸住まいだったので、自治会という組織とは全く無縁でした。

しかし持ち家があるとなると、自治会の加入やゴミの回収なども一筋縄ではいかなくなります。

東京都と神奈川の違いも含めてそのあたりについて、今回は触れていきます。

長い賃貸住まいだったので知らなかったこと

自分は大学1年の時に池袋で一人暮らしを始め、その後結婚して二人暮らし用の住まいに転居、さらに子供ができてもう一度引っ越し、そして今回の賃貸併用住宅の購入という住まいの歴史がありますが、それまで住んでいたのはいずれも東京23区内の集合住宅でした。

基本的に隣人などと関わりを持つことは一切なく、ゴミ出しについてもマンションの戸期はマンション内のゴミ捨て場、それ以外は地域のゴミ出しの日の案内などを不動産屋や自治体のホームページを見ながら捨てるという感じで、特に「これはゴミ出しができない」「自治体が回収してくれない」というものはありませんでした。
(パソコンや大型家電などは別ですが)

もちろん地域の自治会というものは一切なく、こう言ってしまっては何ですが、近所の人間と関わりを持つことなどただただ面倒、今日日そんなものがあるのは田舎だけで、都心はありえないものと思っていました。

もちろん子供の頃過ごした神奈川の片田舎では、ごみの日などは公民館などに当番で親が見に行っていたのは知っていましたが、今住んでいる川崎は大都市だし(笑)
そんなものはないだろうとたかをくくっていたのです。

前の住人から自治会の案内を受ける

しかし家の引き渡しの時、前の家の持ち主から「自治会があるから自治会費は払っておいたほうがいいですよ」との案内を受けました。

もちろん戸建てに住むのですから、流石に近所の人に挨拶ぐらいはしようと思っていたし、子供のことを考えると子供会などの行事参加はしなくてはいけないと思っていて、近所の方とある程度関係は気づかなければいけないとは思っていました。

しかしまさかそこそこの都会でも未だに自治会があるのかと知った時は軽い衝撃でした。

まあ妻が専業主婦なので、その辺は全部任せることはできるのですが、自治会長をそれぞれローテションで担当したり、地域の祭りや防災訓練があったりと、未だにこういった行為が続いているのだなとは、家を構えるまでは微塵も思っていませんでした。

さらに川崎市のゴミ回収のシステムですが、一般ごみ、資源ごみが明確に分けられていました。

一般的な燃えるゴミ、燃えないゴミは川崎市が回収をしてくれるのですが、布やダンボール、本などの資源ごみの回収はなんと川崎市自体での回収は行っていないのです!

東京では普通に一般ごみも資源ごみも自治体がやってくれていたのに、神奈川の自治体サービスは実は東京都とはかなりの差があるのです。

(後々知ったのですが、児童手当や公立幼稚園がない、中学校の学校給食がまだ行われていないなど、かなりサービスが悪いです)

ダンボールなど資源ごみの回収に関しては、自治会が月1階の廃品回収を委託しており、その回収した物を業者に売却することで、無料で回収をしている、もしくは週1回近隣の小学校のPTAによる廃品回収が行われており、そこに資源ゴミを出すこともできるというものでした。

さらに「自治会費はあまり大きなお金じゃないから、アパートの住人の人の分もきちんと支払ってあげたほうが良い」とのアドバイスも受けました。

4軒分の自治会費を負担

自治会費は一軒あたり毎月150円、年間で1800円です。

自分の家の分だけならば1800円で済みますが、3軒分追加で払うと年間の合計が7200円。

大した額ではないと言ってしまえばそうですが、痛いと言えば痛い金額です。

ただ他の自治会の人も「あの家はアパートも付いているので、そこから収入が入っているはず」というのは分かることですし、住人に対し「毎月150円、もしくは年間1800円自治会費を払ってくれませんか?」というのも面倒だったので、結局は自分たちでアパートの3軒分負担をすることにしました。

時々回覧板などが回ってきて、エリアの各自治会の地図が回ってくるのですが、それを見るとアパート単位で自治会に未加入というアパートも結構あります。

しかし普通に自治会未加入の住人も資源ゴミを回収に出しているようです。

結局ゴミ回収に冠して、自治会費は関係なく、うちは無駄な負担をしているのではないか?という疑問が正直あります。

ただ我が家はここで子育てをしていく予定なので、子供が近所の住人に「あの家の子ね」と変な色眼鏡で見られるのも嫌なので、子供のことを第一に考えたら、ここはまあ言いなりになっておくのが得策なのかな、と思っています。

自治会未加入アパートの場合は、物件のオーナーがこの付近に住んでいるとも限らないので、此処の住人に多少ひんしゅくを買うようなことがあっても気にならないのでしょう。

不動産屋に事情を聞いてみた

結局自治会費をアパートの住人のために大家が負担する形を取っている我が家ですが、客付けを主にお願いしている地元の不動産屋Tに、他の家の場合はどうなのかを聞いて見ました。

また自治会の地図に掲載されている「自治会未加入」というアパートもそこの不動産屋で管理をしているので、その事情も聞きました。

結局はケースバイケースであり、特に自治会に入っていないからといって、この近辺で資源ゴミを捨てられないということはないようです。

自治会が行っているダンボールなどの資源ごみ回収に対するごみ出しはできないようですが、PTAが行っている資源ごみ回収は別に自治会に直接関係ないので問題ない。

そもそもこの付近は学生の一人暮らしが多いので、自治会に入らないことはだいたい付近の住人も想定している、とのことでした。

ただ私の家の場合はアパートではなく、賃貸併用住宅なので、少なくとも大家は払うべきだし、付近の住人と問題を起こしたくないならば、年間5400円の支出は我慢したほうが良いのではないか、ということも言われました。

釈然としない部分があるのは事実ですが、やはり近所との関係を考えたら無難な対応をしておくべきということなのでしょうね。

東京都のように行政のサービスが行き届いているのならば、自治会も必要ないでしょうし、PTAに資源ゴミ回収を任せなくても済むのでしょう。

最近は自治会を嫌がる人が増えているのは不動産屋も間違いなくそうだと言っていました。

PTAもニュースなのでは専業主婦と兼業主婦で軋轢がある、無駄の多いブラック組織だなどという報道をよく見ます。

今の生活に不満はそれほどありませんが、行政のサービスがどれほど充実しているかは、家探しの前によく調べておいたほうが良かったな、と感じました。

私は小田急線沿い住まいですが、新宿から離れた町田が東京都のサービスを受けられて、新宿に近い我が家が神奈川の行き届かないサービスだというのはなんとも不思議に感じます(笑)

川崎市は財政力指数が、政令指定都市では最も良い数字で財政に余裕があるとウィキペディアに書いてありますが、これまで住んでいた豊島区や江東区のほうが何かと行政のサービスは良かったですねえ…。

さっきも書きましたが、川崎や横浜は公立の幼稚園がなく、毎月3万円ほどの学費が取られる私立幼稚園を利用するしかありません。

一応補助はありますがそれも年間7万円程度です。

また給食はようやっと中学まで普及が進んでいるようです。

川崎市は人口も増えていますし、東京に近いので横浜よりも最近は人気がありますが、住環境面やイメージではまだまだ改善の余地があるのでしょうね。

イメージが良くなればもっとこの辺に住む人も増えるんだろうなーって思ってます。